この記事では、信念という言葉をご紹介していきます。
あなたには、信念がありますか?毎日の仕事やプライベートで壁にぶち当たったり、悩んだり、プレッシャーに負けそうになった時に信念があなたを支え、あなたが持っている力つまり普段通りのあなたでいられるように導いてくれますよ。
信念を持つことで、判断に迷った時も信念通りに判断し行動することができるのです。まだ信念を持っていないという方は、この記事を読んで内容に共感して頂けましたら、あなたにとっての信念を考えてみましょう!
信念を考えよう
信念を持つ為には、あなたが普段大切にしていることや思いを紙に書き出してみましょう。もちろんスマホやパソコンを使って書き出してもOKですよ。
私が一体どんな信念を持っているか書き出した内容を想像してみてくださいね。
はっちが普段大切にしていることや思い
- 自分の時間
- 家族との時間
- 相手の時間
- 平等
- 健康
- 褒める
- 小さな幸せ
- 楽しむこと
- 自分らしさ
- 自分は自分
- 自由な判断と行動
- 自分の中に毒を持つ(誤解の無いように捕捉しますね、相手にとって辛いことでも伝える勇気を持つなど。岡本太郎さんの本で同じタイトルがついた物がありました。)
他にもたくさん普段大切にしていることや思いはありますが、こうやって自分が大切にしていることを棚卸ししてみる時間もとっても心がスッキリしますよ。大切にしていることや思いにそった信念を自分の中にきちんと持つことであなたらしく考え、判断し、行動し続けることができるはずです。
私の信念は、誠実です。
答えと合っていましたか?こうやってあなたの大切なことをや思いを考えてその上で、信念を考えてみましょう。
信念を持つことで自分軸を保つ
仕事をしていると社長や上司などにお客様に合わせてサービスを変えたり、通常は行わない特別なサービスを依頼されることってありませんか?社長や上司は通常会社にとって良かれと考えて特別な対応やサービスをしようと考えていますよね。特別な対応依頼を受けたあなたの頭ではどんなことを考えていますか?そしてどうやって行動、仕事をしますか?
私の場合を例にとって解説してみますね。あくまでも私の信念(誠実)に基づいての考えや判断、行動(仕事)について解説しますよ。違った判断や反応、仕事のやり方が合って当然ですし、どれが正解ということでもありません。ただし、信念に基づいて考えて、判断して、仕事ができていればストレスは少なくなりますよ。
社長:ごめんね、はっち君にお願いがあるんだ。A社(お客様)の為に特別にサービスをカスタマイズしてくれないかい?どうしても、今月A社様を受注して納品しなくちゃいけないんだ。頼むよ、はっち君。
- A社のサービスに対する期待度を過度に上げてしまう可能性がある
- 毎回同じ特別な対応やカスタマイズをしなくてはいけなくなると工数がかかったり、効率が下がったり、そしてミスにも繋がる
- 古くから同じサービスを受けている他社はカスタマイズできずに、新しくサービスを開始するA社だけが特別対応やカスタマイズする不公平さが残る
- 特別対応を入り口で決めるのは良いけれど、会社の中に余計な仕事を増やすことになる
社長:そうか、確かに全社に共通して提供しているサービスにA社だけ特別な対応、カスタマイズするとアップデートする時に忘れたり、余計な時間を使ったりしなくちゃいけないな。
社長:確かにはっち君に言われるとコストに見合う案件か見直す必要があるかもしれないな。毒を持って言いにくいことも言ってくれてありがとうはっち君。
これはあくまでも私が体験した例なのですが、目先のお金に囚われることって人生でもありますよね。でも、深く考えずに特別な対応をした場合、お客様(相手)にとっては、それがスタンダード(普通)になっているので大変な思いをして対応していたとしても、ありがたみや感謝されることも無いですよね。
今回のような顧客ごとおイレギュラー対応を増やすことは、不必要な仕事を増やすことにもつながり、会社の時間を浪費するだけではなく、働く人の時間も使います。普段と違った仕事が増えれば、ミスも増えやすくなりますし、良いことはありません。
1回だけの為に対応する場合はまだ良いのですが、長期的に繰り返す仕事の場合には、コスト面とイレギュラー対応が見合っているのかを深く検討する必要がありますよね。
誠実さを信念に持っていることで、コスト面や仕事面だけではなく、同じ料金で同じサービスを受けている他社様と特別な対応、カスタマイズを受けるA社の不平等さも分かります。理由があって特別な対応をする場合も、合理性があって特別なカスタマイズをするケースもありますが、自分軸の信念をきちんと持っていれば例え社長でも上司でも言われたことに対して、自分の意思や考えを伝えることができます。
自分の信念をいくら持っていて、相手に伝えても仕事ですからいつも信念通りに仕事ができるとは限りませんが、判断の精度は高くなっていきます。
個人としての仕事、チームとしての仕事、会社としての仕事としてどうあるべきか深く考える為、自分らしくある為に信念をあなたも持ってみませんか?